CASE STUDY

越境ECサイト構築(タイ・東南アジア)

越境ECサイト構築(タイ・東南アジア)
クライアント・担当
日本発の美容・化粧品ブランド様
要件定義 / ストア構築 / 多言語・多チャネル設計 / Liquid・JS改修 / 3PL倉庫連携 / 運用保守
種別:Shopify 越境EC構築 / 多言語対応 / 3PL連携 / 運用保守期間:継続支援中(構築後も運用保守・改善を継続)
採用技術
ShopifyLiquidJavaScriptWordPress連携Shopify MarketsTranslate & Adapt
サイト情報
守秘義務により非公開

制作概要

日本発の美容・化粧品ブランド様の越境ECを構築。タイで販売中・東南アジアへ展開中のストアで、Shopify(カート・決済)側の構築・設定を担当しました。ブランド訴求のWordPress(LP)や全体のディレクションはクライアント様が主導し、その連携を前提にShopify側の多言語・多チャネル対応、国・言語別の自動振り分け、3PL倉庫連携、運用保守を担っています。

対応領域:Shopifyストア構築・設定 / タイ語・日本語の多言語対応 / WordPress(LP)との連携・カート直行導線 / 国・言語別の自動振り分け / 3PL倉庫API連携

※運営会社・社名は非公開。ブランド様の許諾を得て掲載しています(タイで販売中/東南アジアで展開中)。

こだわりポイント

01. 国・言語起点の振り分け設計

countryCode単独ではなくrequest.locale優先で判定し、言語切替時の誤誘導を防止。決済・法務経路は除外して購入を止めません。

02. 法的文書は手動翻訳で正確に

利用規約などの法務文書は機械翻訳に頼らず、内容を保ったまま多言語化。越境ECで見落とされがちな“正確さ”を担保しました。

03. 構築から運用保守までワンストップ

配送・通知・多言語整合の実機検証を継続し、販売を止めないことを最優先に改善し続けています。

技術メモ

越境ECは“翻訳すれば終わり”ではありません。国コードと言語ロケールの判定順序を誤るとユーザーが意図しないサイトへ流れ、決済・規約ページを振り分け対象に含めると購入が止まります。本案件では request.locale を優先し、cart/checkout/policies/pages を除外する設計でこれらの事故を回避。多言語は Shopify Markets × Translate & Adapt で運用しつつ、法的文書だけは機械翻訳を避けて手動で整えています。購入導線はWPの購入ボタンから商品が入ったカート画面へ直行(商品詳細をスキップ)してカゴ落ちを抑え、為替変動は固定価格でオーバーライドしてLPと決済の価格差をなくしました。受注後は3PL倉庫のWMSとAPI連携(OAuth/Webhook)し、出荷指示まで自動でつないでいます。

※サイト全体構成・WordPress側はクライアント様のディレクションによるもので、本欄はShopify側で担当した設定・実装に関する技術メモです。

プロセス

課題・背景

日本発のブランドを、言語も商習慣も違う東南アジア市場で売れる形にする

役割の違うShopify(販売)とWordPress(ブランド訴求)を、タイ語・日本語の来訪者へ正しく出し分ける必要がありました。購入導線も複数チャネルに分岐する前提で、言語・国・チャネルの“振り分け”を事故なく成立させることが要件でした。

設計・判断

“国・言語”を起点に、サイトとチャネルの振り分けを設計

countryCode単独だとタイ語ロケールから日本向けLPへ飛ぶ事故が起きるため、request.locale(言語)優先の振り分けを採用。cart・checkout・policiesなど決済・法務の経路は対象外にし、購入と規約閲覧を止めない構成にしました。

実装・構築

Shopify×WordPress連携×多言語を、テーマ改修と最小限のJSで実装

1. 国・言語別の自動振り分け
locale優先のJSをテーマに常駐させ、LP⇄Shopifyを安全に誘導

2. 決済・法務経路の保護
cart/checkout/policies/pages は振り分け対象外にし、購入と規約閲覧を止めない

3. カート直行でカゴ落ち防止
WPの購入ボタンから商品が入ったカート画面へ直行し、商品詳細をスキップして離脱を最小化

4. 多言語対応(タイ語/日本語)
Shopify Markets × Translate & Adapt で運用。法的文書は機械翻訳に頼らず手動翻訳

5. 固定価格で為替ズレを解消
為替変動をオーバーライドし、LP表示価格と決済価格を一致させてカゴ落ちを防止

6. 複数チャネルの購入導線
購入ボタンからShopify/外部モールの2チャネルへ分岐

7. 3PL倉庫システム連携
倉庫WMSとAPI連携(OAuth/Webhook)し、注文を自動で出荷指示へ

成果・反響

タイで販売中、東南アジアへ展開中。運用保守も継続

構築後はタイで販売を開始し、東南アジアへ展開中。納品後も配送・通知・多言語整合などを実機検証しながら、販売を止めないことを最優先に改善を継続しています。